本日、手関節が痛いという主訴で受診された患者さんに
「すらうでですか?」
と 聞かれました。
まず、「すらうで」というものが何かわからないので、返事できません。
他の高齢のおばあちゃんに聞いてみたら、「すら」は嘘ということ、手が痛いときに「すらうでをおると言ってた」ということでした。
ネットで調べてみました。
手首が痛む時即ちおすち腕が折れたという時には、
東窓甲佐が滝に立つ夫(男なら女・女なら夫)招きとうても招かれもせず。三度唱える(黒川村坊中)
東窓甲佐が滝に立つ (男・女)すらうでおれて招くことすれど招かれず。(古城村北坂梨)
と言っていたようです。
今でいう「痛いの痛いの飛んでいけ!」
ということでしょうか。